この世で自分が経験することには、カルマの法則とよばれるスピリチュアルなしくみが関連しています。カルマとは「行い」の総称です。
これまでに積み重ねてきた行い(思い、発言、行動などのすべて)が種まきとなり、それらが何らかの形で実っていき結果となるしくみで、学びをする出来事がつくられていきます。
種をまいたことが、実っていく。
原因をつくったことが、結果となっていく。
時間や生まれ変わりをこえて作用する「カルマの法則」があるからこそ、私たちは、経験を通して自分を成長させていくことができるのです。
すべての行いのうち、何がどう結びついていくかはわからないので、
たとえば、自分でも忘れているくらいの、何十年も前の行いの蓄積が、大人になってから実りとなって、びっくりするような嬉しいことが起こったり、有利になる展開に押し出されていったりすることがあります。
前世での行いの蓄積が、今世のどこかで実り、まったく知らない相手から親切にしてもらえたり、助けてもらえたりすることもあります。
出来事は、意味なく無作為に起こることはなく、
すべてが意味をもち、そうなる理由があり、
何らかの形で自分を成長させてくれる、学びの要素が含まれています。
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