スピリチュアルなしくみを元に解釈するなら、この世で経験することはすべて「たましいを成長させるための学び」です。人間関係も、お互いに「そこから学ぶものがある」から関わりが生まれるしくみです。
その関係を通して学ぶことは、自分の側からの内容と、相手の側からのそれが違っている場合もあれば、どちらの側からも同じことを学ぶ場合とがあります。
今回とりあげるのは「それぞれ違う学び」となる場合の一例です。
たとえば「知性が高く、細かいところに気がつき、責任感も強くて、これまでの人生の道を着実に進んできた女性」が、「元気がよくて、楽観的で、自分のことしか気にしない」という真逆な性質をもつ男性に出会い、相手に急速に惹かれてしまうケースがあります。
本来、好んだり尊敬したりする人物像とは違っているし、人生でおよそ関わりがつくられそうもない生き方を(お互いに)しているのに、なぜか、関わりがつくられていき、自分とはまったく違う感性をもっている相手に好感を抱くようになるのです。
普通に考えれば、自分がやろうとしている「細かく配慮してきちんとやっていくこと」と逆行した動きをする人は、むしろ避けたいでしょうし、そういう生き方を認めると、自分がこれまで積み上げてきたことの価値が崩れる感じがして、二重に避けたい感覚が生まれてもおかしくないです。
それなのに、関わりが作られて、好感をいだくようになるのは、そこに「学ぶものがある」からです。
こうした関係は、まじめでしっかりとした女性が、人生の中であまり力を注いでこなかった「自分が楽しむこと」「自分を大事にすること」「自分らしくいること」の大切さを意識していくという学びが含まれた出会いです。
そうした生き方をまさに体現しているような相手に、なぜか惹かれていくことを通して「自分が重視していなかった部分」の価値に気づかされるのです。
通常、重視していない価値観を、改めて考えてみる機会はほとんどないものですが、好感を持つ相手のことなら意識するようになりますからね。
どうして自分がああいうタイプの人を好むのか(>_<)?と、ちょっと混乱してくるような相手に好感をもつときは、さらにひとまわり成長するための学び意味が含まれているのだと考えられます。
コメント
いつも楽しみに拝見し学ばせていただいています。
この話題はツインレイのことですか?
この女性はまるで私のようで、まだ相手側には出逢っていませんが、すごく分かるような気がします。
ツインレイなど、また記事にしていただけたら興味深くありがたく読ませていただきます。
よろしくお願いします。
ブラウニーさま
スピリチュアルという言葉は、解釈が幅広いです。
多くの人が、スピリチュアルという世界をかたっていても、
解釈の土台となるところは、それぞれ違いがあり、
見えない世界を語れば、どれも一緒ということではないです。
私の場合は、スピリチュアリズムを土台として解釈をしています。
スピリチュアリズムとは、100年以上前に、
欧米で心霊研究がなされて、霊の世界を証明しようとする動きにより、
霊的なしくみを体系化したものです。
私はこれまで、スピリチュアリズムを学んできた中で、
ツインレイという単語を聞いたことがありませんので、
おそらくは、スピリチュアリズムに関連した用語ではない、と思われます。
比較的最近になって、ごく一部の方が提唱している解釈ではないのでしょうか。
私はその言葉の意味を知りませんので、
この記事は、ツインレイについて書いたものではありません。
ツインレイについて知りたい場合は、
ツインレイというしくみを提唱している方にお聞きになってください。