リーディングは、実際の人生経験が解釈に役立つ

セッションでは、霊的な世界から伝えられる情報と、私自身のサイキック能力で読みとれる情報をあわせてお伝えしています。前者において私は受け身、後者はそれよりいくぶんは能動的です(といっても何でも好きに読みとれるわけではありません)。

どちらの場合でも、エネルギーを解読するのは私なので、伝わること、読みとれることの範囲は、私自身の経験や知識がかなり関係します。

多少なりとも知っていることのほうが読みとりやすく、まったく知らないことは、そもそもエネルギーに同調できないので読みとれません。

植物とクリーム

先日のセッションで、お客様が夏の暑さでやられて「最近、漢方を飲んでよく効いている」というお話をなさいました。そのとき、ふわっと伝わってきたのは「薬を途中で変えている」ということです。

お聞きしてみると、最初は2種類を飲んでいたけれど、途中で1種類にしたとのこと。薬の種類を変えているのではなく数を減らしたということですが、途中で変更があったことは当たっていました。そうなったのは「2種類の効能にかぶるところがあったから(症状が減ったからではなく)」というのもなんとなくわかりました。

これを読みとれたのは、私に「経験」があったからです。

昨年の春ごろ、コロナの後遺症で嗅覚障害がしばらく残り、耳鼻科に通院していた時期がありました。処方された薬の中に漢方がありました。

この経験が下地としてあったからこそ、お客様の漢方の変更が読みとれたのだと思います。はじめて飲んだので、これがなければ(漢方というものがあるという知識だけでは)読みとれなかったかもしれません。

リーディングは、エネルギーをキャッチしておわりではないので、こうしてさまざまな人生経験が間接的に役立つのです。

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