「失敗しないこと」にとらわれない。何を学ぶかが大事。

誰でも、つつがなく人生を送りたいと願うけれど・・・、学ぶためにこの世に存在している以上、さまざまな案件が日々降りかかってきます。そしてときに、失敗してしまうこともあります。

出来れば失敗したくないと誰もが思いますが、思い通りの人生はありえませんから、気にしすぎることもないのです。

スピリチュアルに興味をお持ちの方のほとんどは、きっと、何らかの挫折や矛盾を経験して、「人生とは、いったい何だろう・・・?」と、改めて考えたことが、スピリチュアルに目覚める、きっかけとなったことと思います。

ときには、思い通りにならない、上手くいかない経験も、気づきのために必要です。

人生のすべてが思い通りになったら・・・、感動を味わうことができません。心配や不安はないかわりに、ドキドキもハラハラも、ワクワクもしなくなります。

人生に、さまざまな感動が伴う以上、失敗(の、可能性)も含まれるのは、当然のこと。その点は、少し開きなおるくらいで、ちょうどいいと思います。

失敗から何を得て、どのように成長していくかが大切なのであり、失敗しないことが、必ずしもすばらしいわけではありません

転ぶからこそ、「起き上がる」という学びを、経験することができます。何度も同じ失敗を繰り返さないように、たましいを向上させていくことが、経験を糧にする、ということではないでしょうか。

この世に生まれるのは、「学び、成長する過程を、存分に味うため」です。傲慢になっていたり、自分を見失っていたりするときに「学ばされる」意味で、失敗があるのだと思います。その経験から、必要なエッセンスを学ぶことができれば、二度と同じ失敗をしなくなるでしょう。さまざまな(失敗も含めた)経験を、その先に活かしていくために、前向きな気持ちを持っていくことが大切です。

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