先を見据えて、前を向いている状態が「前向き」。

前向きであることとは、これからのゴールを見据えていることや、未来(前)を意識していること、そういう意識をもっている自分の姿勢です。

前進というのは、前に進む行動です。

この二つは、似ているけれども、同じではありません。

前向きとは、動いていなくても、あらわすことができます。

行動をしていなくても、前向きでいることはできますよね。

つまり、「止まっている(動いていない)前向き」という状態もあります。現状維持をしていても、しっかりと目的を見据えて、意欲をもっていれば、それは前向きです。

そういうことが、必要な時期もあります。

動きたくても動けない状況でも、自分の意思がしっかりとしていれば、前向きでいることはできます。

動かなければ、前向きでないような気がしてしまうかもしれません。しかし、闇雲に新しいことにあれこれ手を出して状況を混乱させてしまうと、むしろ、動いているのに前向きではないという、逆の状況をつくってしまいます。

目的地が決まっていてこそ、無駄なく必要なルートを前進することができますから、まずは、先をしっかり見据えることです。動きは、その次に行うことです。

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