生活の中での「使える知恵」を身につけるには、土台となる知識が必要です。そして、知識を「現実的に解釈する力」をつけるための、人生経験や社会経験の積み重ねが大事です。
知識と経験の掛け算が、使える知恵となって役立つのです。
経験という裏付けを伴わない「知識のみの解釈」には、ときに、思い込みが入り、現実にあっていない形だけのものとなってしまうことがあります。
経験という裏付けがあると、理解に奥行きがうまれ、多角的な解釈ができるようになります。こうした経験からみについたことは、その後の、いろいろな場面に応用され、いかされていくようになります。
たとえば、この人生において、途中の1~2年の経験が丸ごと抜けていたとしたら、今の自分が持っている知恵がそのまま身についているだろうか?と考えてみればわかるはずです。
すべての経験が重ねられて今があります。
すべての経験が自分自身を構成している要素です。
ひとつひとつの細かい事実までは記憶していないくても、すべての経験はどれも必要なパズルのピースのように、今のあなたを作っているということです。
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