自分らしさをあらわしたいと考える人が、とても増えています。

人生の中に、何か「自分らしいことをあらわしたい」とか「自分の思うことをしてみたい」という人は以前よりもとっても増えた印象です。

たぶん理由は二つあって、ひとつはコロナの影響下にある二年間で、自分に向き合う時間がふえて、「自分はこうしたいんだ」と本音を自覚するようになったこと。

もうひとつは、こちらもある意味コロナによる世の中の変化が関わっていて。受け身でいることは、自らその他大勢になりにいくようなもので、自分が埋もれてしまうという危機感からではないでしょうか。

後者の理由から考えている人は、直感が優れている人だといえるでしょう。先取りの感覚とか、時代を読みとる感覚によりそういうことが「わかる」のでしょうね。

杯を手にして座る女性

これまでの日本では主張するタイプがあまり多くなく、皆が一緒でいるのをよしとする傾向がありました。しかしこれからは、(ひとつめの理由のとおりで)自分のやりたいことに気づいて自発的に動く人が増えるでしょう。

そうなれば、相対的に他の人は「自分らしさを出す人の、影響を受ける側」になってしまいますよね。自分らしさを出したいとそこまで強い気持ちはなくても、受け身の側になってしまうことを避けようとすれば、こちらも自分を出す側にいく必要があります。

そういうことを理屈として落とし込むところまではいかなくても、直感的に感じている人が、後者の理由から、自分について意識的になっているように思うのです。

どうしてそういえるかというと、セッションでこれらの相談をしてくる方は、直感が鋭いタイプの方ばかりだからです。また、ほとんどの方が「なぜこういう方向のことを考えだしているか」が、自分でもよくわかっていない感じでもあります、笑。

頭での理解よりも先に、直感アンテナがぴぴっと反応して時代感覚をよみとっているのでしょうね。直感が優れている人は、気づくのが「早い」ですから。

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