小さい憑依現象は、ふつうによくあるのであまり気にしなくて大丈夫

ときどき、霊の憑依に関するご相談をいただきます。「今の自分に降りかかっている不幸は憑依が原因ではないか」「今自分は憑依されているのではと心配だ」という内容です。

結論からいえば、仮に憑依があるとしてもそんなに心配はしなくて大丈夫です。憑依というのはそれほどレアな現象ではなく、わりと頻繁に起こっているもので、そのほとんどは作用が小さいからです。映画や小説にでてくるような「霊が憑依しているせいでとんでもないことが起こる」的なものは、めったにありません。

杯を手にして座る女性

霊が憑依する現象というのは、たぶん一般的なイメージよりも、ふつうに起こっているものです。とても小さい憑依もふくめるならば、これらはまったくレア現象ではなくわりと簡単に「ついたり」「はなれたり」を繰り返しているものなんですよね。

スピリチュアル的にいえば「人は肉体をもった霊」なので、霊的なものと引きあう素地をもちあわせていることになります。そして、人のコンディションは日々のいろいろな状況によって上がったり下がったりするので、下がったときには(本来の整ったコンディションなら引きあわないはずの)未浄化な霊とも一時的に「マッチング」がなされてしまうことがあります。

しかし人のコンディションは変化するので、一時的にひきあったそれも、また本来の整った状態に戻っていけばマッチングは自然に解消されていきます。日常でおこる「ちょっとした憑依」というのはこの程度のことですから、あまりそれがあるかどうかを気にしなくてもいいと思います。

それでも気になる場合は、ご相談をいただければと思います。憑依があるかどうかを気にする人は、平均よりも霊感強めの方に多いです。霊感が強いとは言いかえると「霊的なものと引きあう度合いが強め」ということなので、こういう現象に遭遇する確率がちょっと上がってしまうことは確かです。普段からどのような心がけでいればいいか等、お伝えすることはできますのでどうしても気になるかたはご相談ください。

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