私はこれまでよく「先祖霊のリーディングはあまり得意ではないので…」という書き方をしていましたが、これは受けとりようによっては誤解をまねくというか、伝わりにくい書き方をしてしまっているかもしれない…ことに昨日、気づきました。
先祖霊に関することは全般的にできない…という意味ではなく、
私が苦手なのは、イギリスのスピリチュアリズムでもちいられる「シッティング」という方式での「先祖霊リーディング」になります。
この部分の説明がたりていなかったようです(>_<)
シッティングとは、「事前情報なしに」ご相談者さまに関連する霊(だいたいは先祖の霊になる)の外見の特徴や、その方を示すエピソードなどをお伝えして「霊との交信が可能であることを証明する」リーディングスタイルのことです。
たとえば「ひいおじいさんがでてきて○○といっています」「あなたのご先祖に○○という特徴をもった方がいますか」というふうに、リーディングをするところからセッションを開始するスタイルがあるんです。
もともとイギリスのスピリチュアリズムは、霊的世界を証明しようという動きから体系化されたものなので、こういうやり方があるんですよね。
シッティングには、かなりの霊媒力が必要になります。
私は実力が大したことがないので、先祖霊との波長をあわせる能力がいまひとつたりなくてこれがうまくできません。
正確にいえば、できるときとできないときがあります。再現性がそこまでではないので、今のところ私のリーディングスタイルには取り入れていません。
私のイメージの中では、スピリチュアルといえばスピリチュアリズムことで、誰もがシッティングというやり方を知っていて、その中で「先祖霊のリーディング」といえば意味がきまった単語として認識されているはず、という思い込みがありました。
それでこれまでまぎらわしい書き方をしてしまいましたが、事前情報なしの先祖霊リーディングがあまり得意でない、という意味で、
そうではない形の、通常の相談事項の中に「先祖」「実家」「家系」などが含まれることは、だいたいのことはリーディングは可能です。
昨日になって気づいたというのは、ひとつ前の記事に書いたAさんのセッションでのことです。これらに関連する相談をいただいて「リカコさんは先祖のリーディングが苦手とのことで、これは相談できるのかと迷ったのですが」といわれ、「えっ!」と私の記載の仕方がわかりにくいことに、今更気づいたわけです(>_<)
でも、私ができないのはシッティングだけなので。他界されたおじさんがこういう言動をしていたというAさんからの情報をもとに、「おじさんがそういう言動をしていたのは、○○を気にする性格だったからですよ」「おじさんは長男ではないですよね?でも長男みたいな姿勢でいようとしていた感じの方では」とお伝えしたら、長男さんが早くに他界されて以降はおじさんが実質長男の役割をしていたとのことでした。私はこういう「情報をもとにしたリーディング」なら可能です。
あと、その方とは別のおばさんについても、こちらはご存命の方で「おばさんはこういう性格なので、このことをこんなふうに気にしていて」「おばさんの(他界された)ご主人との夫婦仲は、たぶんこういう感じですよね…」とか、私が長々しゃべっていたら相談内容からだんだん脱線していたようで、Aさんの守護霊の方からスカイプを切られたのが3回のうちの1回目でした(>_<)笑
コメント
もしかして守護霊と先祖霊とは波長が大きく違うとかの理由で(←私の勝手な想像ですが)、リカコさんは守護霊と波長を合わせるのが得意で、先祖霊の方は合わせにくいのかなと勝手に思っていました。
仏壇や墓の写真があった方がいいのかな?でも今持っていないし…などと思いながら相談しました。
結局、何の問題も無く、聞きたいことが聞けてよかったです。
ありがとうございました。
Aさま
ありがとうございます。解釈はそのとおりで、波長が違うので「あわせやすい」「あわせにくい」の差が出てきてしまいますね。事前情報を少しいただくと読みとれる範囲は広がるので、今回の相談内容はちょうどそういう方向性とあっていたのがよかったと思います☆