霊感の強さというのは「たましいの性質」であり生まれ持っているものですが、子どもの頃はそのことに気づかず、
大人になってから何らかの「スピリチュアルな現象」に遭遇するなどして自分の霊感を意識しだす人が結構います。私自身もそうでした。
大人になってから霊感を自覚するタイプは、ただ見える聞こえるという一過性の現象にあうことはそう多くはならず、何らかの「霊的な解釈や意味づけをともなう経験」が多くなるようです。
そうなる理由は、大人になるほど
意識の解像度が上がっていくからでしょうね。
霊感というのも感性の一種なので、単純な見える聞こえるだけなら若いうちのほうが鋭くなります。ただ若さゆえに粗削りというか、スピリチュアルなエネルギーに自分のセンサーだけが反応するだけでそれ以上には深まらないこともあります。
大人になって感性が落ち着いてもなお(若いころには自覚しなかった)気づきが引き起こされる方向にいくなら、単純なセンサーの反応ではないそれ以上の何かを感じていることになります。
一般に人生経験が積みあがっていくと、過去にはつかめなかったものごとの意味がわかるようになったり、俯瞰して見られるようになったりしますよね。
スピリチュアルなエネルギーも同じで、それまでぼやけてつかみきれなかった解釈に意識のピントがあうことで、理解の深さが変わることはあります。
意識のピントがあっていくことで「見える」「わかる」「感じる」という認識につながっていくので、大人になってから霊感を自覚する人は、
人生経験による意識の解像度(の伸び)が、感性というセンサーの落ち着きをうわまわって働いている状態にあるということです。
だから単純な見える聞こえる的な現象は減り、
意味づけができる現象のほうが多くなるのでしょう。
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