成果を出すためや、人生をうまく運んでいくための考え方や行動の指針として、以下のようなことがよく言われますし、私も記事内でとりあげることも多いです。
●「自分の性質に、合っていることをする」
●「成果を出しやすい、得意なことをする」
●「今の時代のニーズに合っていることをする」
●「相手(お客さんなど)が求めることを提供する」
●「よりよいものにするために、努力・工夫をし続ける」
内容はどれも、難しい内容ではないけれど、しかし、具体的に自分に重ねて考えてみると、わかるようなそうでないような・・・?となってしまうこともあると思います。
そうなる理由は2つあり、ひとつは、書かれていることは、具体的な事柄や例えがないからです。自分に関する要素を、何か絡めて文章化してみると、わかりやすくなります。
たとえば、「自分の性質に、合っていることをする」→「自分の性質に合っている、単独行動という形で動いてみるのがいいだろう」というようなことです。
もうひとつは、「違和感がないものはわかりにくい」からです。
この世という場所は、「あれ」と「これ」を比較することで、違いから、いろいろなことがわかったり、認識されたりします。
この世で生きる私たちにとって、違うもの、違和感があるものは、とっても認識しやすく理解もしやすいですが、スムーズで、違和感がないものはわかりにくいものなのです。
ものごとが、予定どおりにスムーズにいくときは、わざわざ「今って、スムーズだな」とか、あまり考えないものです。しかし、逆のときは「予定どおりにいかない!遅れている!!」と焦りますね。これは、違和感による、わかりやすさの差もあるのです。
この感覚をいかして、違いからわかるという方法をあてはめてみますね。上記の5項目と、逆のことを文章化してみます。
●「自分の性質に、合わないことを選んでする」
●「成果が出にくい、苦手なことをあえてする」
●「今の時代のニーズに、逆行したことをする」
●「お客さんが求めていないものを、提供する」
●「よいものにしようとしない。努力も工夫もしない」
・・・これでは、うまくいかないことは、説明するまでもなく一瞬にしてわかりますよね、笑。
「そのとおりなのだろうが、どうもわかりにくい」ものは、こうして逆からとらえてみると、違いという事実、違和感という感覚が、理解を助けてくれることが多いです。
今日の朝(といっても、リアルタイムでは書いていないですが)、ふと、このことが頭の中に降りてきましたので、記事にしてみました(^_^)。
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