新しい関わりをつくるための、自分に合った動きをとる。

人間関係を広げたい、新しい人との関わりを作りたいと思うなら、「そのための行動をとること」が必要です。

適した行動には「幅」があるもので、わかりやすく目的に直結しない動きでも、何らかの形で、結果を作っていくための「種」になってくれます。

ぐいぐいと押していくような動きではなくても、間接的な動きでも、結果をつくることはできるので、「自分に合った形の動き」を選んでいけばいいのです。

目的に直結するような、たとえば、知り合いを介して、別の知り合いを紹介してもらう場に参加するとか、イベントに出掛けるなどの行動は「目的に直結した動き」で、プロセスも少ないというメリットはありますが、皆がそうして動けるわけではないです。

あまりにも、そうとわかりやすい行動には、気持ちの上で抵抗感がでてくる人もいるでしょうし、立場的に、そうした行動はとりにくいというケースもあるかもしれません。

そういう場合は、「間接的に、目的に繋がるかもしれない」という、ちょっと遠回りな道をいくほうが、その人に合っている場合があります

手間と時間は多く掛かるし、目的に必ず到達できるとも限らなくても、いきなり目的に切り込まない、遠回りだったり、助走があるような動きのほうが、本人的な抵抗感が小さくなりトータルでメリットがあるなら、そちらを採用するといいですよね。

具体的には「とにかく、何かの行動をとる」ということです。

直接の動きというのが、「新しい知り合いをつくる目的のために、知り合う機会をもつ動き」だとすれば、

間接的な動きとは、「とにかく何か行動する、どこかでに出掛けて、誰かと会話したり関わったりする機会をもって、まずは動きの範囲を広げてみること」です。

そして「関わるという機会になれていくこと」ですね。相手は誰でもいいので、まずは、他人との接触回数を増やしてみるなど、そうしたざっくりとしたとらえ方で「自分を、外に向けて動かす」のです。

そういう経験を少しずつ重ねていくと、慣れることで余裕がうまれ、人付き合いのコツがわかったりして、自分自身が変わっていくものではないでしょうか。

 

先にも書いたように、こうした動きは目的の達成に「直結」はしません。

とっても遠回りの「間接的」な動きですから。

しかし、この世のものごとはすべて、エネルギー的な繋がりがありますから、思わぬところから実りが出てくる場合もあるでしょうし、なにより、自分自身が「行動する自分という感覚に慣れてくる」ので、こちらの効果が大きいのです。

「新しい相手と知り合う」動きが難しいのは、相手があることだからです。自分だけの都合で簡単に進まないから、なかなか行動もとりにくです。

しかし、「自分の生活に、新たな動きをつけていく」という行動なら、簡単とはいいませんが、自分だけの動きですから、気持ちの上でも行動の段取りにしてもずっと楽になります。

何か動いてみれば、自分が変わります

自分が変われば、それに見合った次の動きが、自然と見えてくるようになります。

変化の勢いにのって、次の段階へいくような別のことを、してみたくなるので、そこからまた何かの動きをとっていき、また、動きに見合った変化があり・・・という繰り返しで、自分を取り巻く周囲に、たくさんの実りをつくっていくことができるようになります。

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