リーディングセッション前に、伝わることがあるしくみ。

私はときどき、リーディングセッションを開始する少し前から「その方のオーラの滞っている部分を、自分の体感として把握する」ことがあります。

たとえば、その日のセッションが山田さんだとして、「山田さんの、右の肩や首のあたりにオーラの滞りがある」場合、

セッション開始前で、そのことをまだ知らない私自身にも、「右の肩や首に、痛みがでてきたり、重さを体感したりする」のです。

それで、開始前に「山田さんのコンディションは、こんなふうなのかもなあ」とか、「きっと、こういう部分が辛いのではないかなあ」という予測がたち、

実際に開始して、オーラを拝見したり、お話を伺ってみると、やはりそうか、という繋がりとなるわけです。

こうした現象は、毎回は起こりません。

そうなるときと、ならないときがあります。

山田さんのオーラの滞りは事前に伝わってきたが、田中さんのオーラはそういう感覚は起こらなかった、というふうに。

その差がどこから生じるのか、これまではあまり意識していなかったので、気づきませんでしたが、先日わかりました。

こうした現象が起こる場合は、「ご相談者さま自身が、体感覚に優れたセンスをもっている」場合に限られるようなのです。

つまり、私は、ご相談者さまの、体感覚が鋭いというスピリチュアルなセンスもふくめて、自分のオーラに、一時的にコピーしているのだと思います。

上記のたとえでいえば「山田さん自身が、体感覚で感じとるセンスが高い人」であり、なおかつ「右肩のあたりに、オーラの滞りがある」場合に、

事前にそれが伝わって、私自身の体感として感じられる、という現象が起こるようです。

田中さんは、たとえば直感が鋭く、体感覚は鈍いほうだとすれば、私の側も(体感覚が底上げされないので、オーラに滞りがあるとしても)事前にそれを体感することはない、という差になるようなのです。

この規則性に気づいたときは、なんだかとてもスッキリして、そうだったか!と、膝を打ちました。

余談ですが、

スピリチュアルなセッションでは、「霊感が強いご相談者さまのことは、把握しやすい」ものであるとよく言われますし、実際にその傾向はあると思います。

それは、こうして一時的に、ご相談者さま自身がお持ちのセンスをお借りするような形で、把握がなされているためなのかもしれませんね。

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