友達が「自分のスピリチュアルな体験話」に、関心をもってくれないのは?

女性は、お話をするのが好きだし、共感することで人間関係をつくっていくものです。自分が体験したことや、それについてどう感じたかを話し合って「すごいね」とか「あるある!」とか「私も経験してみたい」となって話が広がったり、親しみがわいたりしていきます。

そうした延長で、自分が体験して感動したり学びになったりした、「スピリチュアルな体験」、「霊的な事柄が関連していると思われる体験」を、知り合いに話して、この感覚を共有したいと考える方は少なくないようです。

けれど、多くの場合、期待していたような反応を得られず、軽く流されたり、しらけた雰囲気になったり、自分が感動したあの感覚が伝わらないのかと、がっかりしてしまう結果になるのではないでしょうか。

そういう方に理解しておいてほしいのは二つで、

まずひとつは、スピリチュアルな事柄というのはとっても内的なことなので、体験した事柄やそれに関しての自分の思いや気づきを、言葉に表すのは(事実そのものを表すのと違って)とっても難しいものだということです。

うまく伝わらなくても、「そういうもの」です。

そしてもうひとつは、多くの人にとって「他人の神秘体験というのは、そんなに面白い話題ではない」ということです。

当事者である自分の感覚と、その話を聞く他人の感覚には、かなりの温度差がついてしまいます。

「へえー、そんなことがあったの」というくらいは思うとしても、そこからさらに掘り下げたり、解釈を膨らませたりして楽しみたいような話題ではないので、

これも「そういうもの」として受けとめるほうがいいですね。

自分にとっては、その体験に至るまでの「いろいろ」があって、その上での体験だからこそ感慨深いのです

他人の受け止め方はそれと同じにはならず、クールな反応になることが「普通」だと思って、あまりこだわらないようにしましょう。

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