この世のできごとは、カルマの法則とよばれるスピリチュアルなしくみによって展開していきます。自分の行いが、自分の人生に反映していくことで、いろいろなことに気づかされ、成長がなされていくようになっています。
カルマの法則は、生まれ変わりをこえて作用していくしくみですから、今世の自分の行いはもちろんのこと、前世の行いも含まれ、それらがさまざまに結びついたり、結果となったりして、人生の中に反映していきます。
行いの蓄積は、生まれた時点でゼロから積み重ねるものではなく、生まれた時点で備えてきている前世の経験値も含まれた、たましいの経験値の蓄積です。
そのようになっているとしると、では前世で「やりのこしていること」や、今世の過去で「やらかしてしまったこと」が、この先の人生にふりかかってくるのかと、心配になる人もいるかもしれません。
ですが、そういう否定的な解釈にとらわれる必要はありません。
なぜなら、カルマの法則とは、やらかしたことの罰を与えられるしくみではなく、「再び学んで挽回することができる、成長のためのしくみ」だからです。
やりのこしたことも、やらかしたことも含めて、それらを含めて、もっと大きな範囲での学びをしていくために、今世の数十年という長い時間が与えられています。
たとえば、自分では無意識の日々の行いの中で、それらを解消し、取り返し、さらにプラスのカルマを増やしている場合もあります。総合的にそうしてバランスがとられるように導かれていきますから、
自分を信じて、自分らしく、未来に向かっていくことが大事ですね。
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