霊の声が聞こえる等、その場にないものを「聞く」ことで霊的に把握をするセンスのことを「霊聴(れいちょう)」といいます。
霊聴によるとらえ方は幅広いですが、大きくわけると二種類で「内側から声が響くように聞こえる」か、「外から誰かの声がするように聞こえる」かです。
内から響くような聞こえ方は、インスピレーションと音が重なって聞こえるような感覚ですかね。「わかる」と「聞こえる」のグラデーションのような、「耳で聞いている音とは別の波長をとらえる感覚」になると思います。
外から声がするような聞こえ方だと、インスピレーションとは区別され、「自分以外の誰かの話し声が耳に届く」ような、「耳元に集音される感覚」で、こちらのほうが(内から響く場合と比較して)はっきりとしたとらえ方になります。「耳に聞こえる」と「頭に聞こえる」の中間のような感覚になると思います。
スピリチュアリズムでは、前者を「主観的な霊聴」、後者を「客観的な霊聴」と表現することもあります。
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