怒りや不満がでるときは、だいたい「思い通りにならないとき」です。
他人に対して怒りや不満がでるなら「他人の動きが思い通りにならない」か「他人のせいで迷惑を掛けられて、自分の動きが思い通りにいかない(と思ってしまっている)」ときでしょうね。
他人の動きが自分の思い通りにならないのは、まあ当然のことなので諦めるとして笑、「他人のせいで自分が制限させられ」て、怒りや不満がでるところは、自分の意識の持ちようでいくらか軽減できるように思います。
怒りも不満も、長く抱いていると自分が疲弊しますからね。
軽減できたら、自分が楽になります。
人それぞれ性格や価値観が違うから「怒りポイント」もそれぞれ違います。
しかし「自分が大事にしているものが損なわれ」たり、「価値を軽く扱われたりしたとき」に怒りや不満がでるというパターンはだいたい共通です。
感情を大事にしている人は、自分の感情を動かされて疲弊させられることや、自分の思い入れがあるものを軽く扱われると怒りになるでしょうし、
時間を大事にしている人は、自分の時間を、他人のせいで使われたと思うとイライラするでしょうし、ましてその負担をまったく理解もされずに当たり前のように思われたら、怒り爆発になるでしょう。
お金を大事にしている人は、自分のお金を、他人のせいで使わなければならない状況になったら不満になるでしょうし、お金の価値を軽く扱う言動をされたらやはり怒りになりますよね。
そのときどきで別の理由があるようでも、集約してみると「自分が大事にしたいものが、他人のせいでそのようにできない(と思ってしまう)」ときに怒りがでるという「ひとつの理由」にまとまります。
怒りや不満で疲弊することを軽減するには、
まずは、自分の怒りポイント=自分の大事にしたいポイントは、
具体的に何か、というところをつかんでいくことです。
そして、大事にしたいポイントを、他人が損なわないようにと他人のようすを変えようとするのではなくて(それは不可能なので)
自分で、そのことを満たしてあげるのです。
感情が大事なら、感情を満たす動きをとりましょう。
時間が大事なら、自分のやりたいことに時間をつかいましょう。
お金が大事なら、自分が納得できることにお金をつかいましょう。
そうするとバランスがとられます。
コメント
感情を満たす、とは、自分が楽しいと思う事や、喜ばしいこと、気持ちよく感じる行動を重ねていく、ということでしょうか?
私という人間は、どうやら恐怖や不安が増大すると怒り・不満で一杯になってしまい、とても疲弊します...。
どらどら様
>感情を満たす、とは、自分が楽しいと思う事や、喜ばしいこと、気持ちよく感じる行動を重ねていく、ということでしょうか?
記事内にあるとおり、怒りのポイントは人により違いますので、対処法として当てはまることも同様に、人により違ってくることになります。
すべての人に共通した対処法はないので、お書きになっている事柄が適切かどうかは、どらどら様自身の怒りポイントにマッチしているかという観点から判断をしていくことが必要になりますね。そのような観点からお考えになってみてください。
ただし、自分を否定していたり、自信がなかったりするときは、こういう判断ひとつにしても「自分に一番の選択をせずに、微妙に自分にあわない選択肢をとってしまう」ことがあります。ふれたくないところを避けて、ほどほどのところでお茶を濁したい考え方になりやすいからです(^-^;。そこは注意なさって判断をしてみてください。
アハハハ。そうですね、自己否定ゆえにズレた行動をしてしまう気もします(^^;)ゞ
いつかリカコさまにお願いする日を楽しみに、ゆっくり焦らず取り組んでみます。
最近の自己否定シリーズも何度も読んでいます。大変ありがたいです。
振り替えれば否定の人生だったなぁと。
肯定を少しずつ増やしていきたいです。(^-^)
自分の中のどこに、どのような否定のあらわれがあるかに気づき、その部分を改善するための行動が効果的です。その積み重ねが、否定を薄れせていくと思います