何をしたらいいかわからないときは、まず「しなくていいことを省く」

「何をしたらいいのかわからない」状態で、何をするかを探そうとしても、そういうときに目に留まるものは、自分にも、状況にも、合わない選択肢になりがちです。

選ぶ基準がはっきりしない状態(それが、わからない、決められない状態です)で選んだものが、合うものになる可能性は低いです。

そういうときは、新たな「すること探し」より前に、まずは、日々の習慣の中から「しなくていいこと」を見つけて、それを省いていくことから取り組んでみてください。

ただなんとなく眺めているだけのテレビならスイッチを消す、使うことはないのにそのままになっている物をあるべき場所へ片付ける、不要なものは処分する。

というように、不要なものを「減らす」「省く」ことをしてみてください。

必要なのか、不要なのか、判断がつかないものはそのままにします。

不要とはっきりしているものだけ、省いていくようにします。

新たな何かをと考えると、世の中のたくさんのものが候補になりますから、「見つける」という選択肢を狭める行為が難しいです。

しかし、既に知っていることや、日々の生活で関わりがあることは、範囲が決まっていますから、その枠内で、不要なものを「見つける」ことは、それよりは楽にできますよね。

まずは、楽にできることから取り組んで、気持ちと行動に勢いをつけていきましょう。

何かひとつでも、省いていい要素を見つけると、その動きに繋がるように、さらに別の省いていいことが見つかってくるものです。不思議とそうなります。

そうして、少し、周囲が整理されていくに比例して、自分の内面も整理されて、スッキリします。

その状態から、改めて「何をするか」を考えてみましょう。

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