いつも、周囲への悪口や愚痴ばかりが話題になっている、しかし、そんなに困っているようには見えず、実際、解決しようとしているわけでもなさそうで、
「それはさぞ大変だろう」と、慰めても、アドバイスをしても、共感しても、何も変わらず同じことを繰り返す人は、以下のような理由があるのかもしれません。
いかに自分が大変であるかを伝えたい、わかってもらいたいという目的なら、慰めたり共感の姿勢を相手が見せたら、いくらかは変わりそうなものです。
けれど、そういう対応をしても変化がないなら、その人は同情や共感を求めているわけではないことになります。
可能性として考えられるのは、「その人は、悪口などのネガティブな発言をすることは、コミュニケーションの一種だと思っている」ということです。
経験上、そういう女性は(男性にはあまりこういうタイプはいない)、ご家族に似たような行動パターンの人がいて影響をうけているようです。
悪口を話題にして会話することがコミュニケーションと思っている、母や姉、伯母などがいる中で育っているので、それが普通だと疑っていないのです。
家族の影響が大きい人は、どちらかというと身近で狭い範囲の交流を好みます。
そうなると関心の対象も話題も限られますよね。
だいたい決まった行動、決まった話題になってくると、同じものは飽きるでしょうし慣れると遠慮がなくなることもあって、悪口が多くなってしまうというだけなのでしょう。
コミュニケーションの取り方だと思って話しているだけなので、悪口や愚痴に対して、何を求めているというわけでもないようです。
おそらく、そのときの一過性の話題なんですよね、本人の中では。
相手がそれを聞いてどう思うかということを、(内輪の、配慮がいらない関係内で、そうした会話が普通になっているので)あまり気にしないのでしょう。
なので、こちらも合わせて、一過性のこととして受け流すことで平和が保てる・・・のではないでしょうか(^_^;)。消極的な解決だけれども、それが一番いいと思います。
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