力がついたからこそ、できていない部分に気づくようになる。

ある事柄に対して、初心者のうちは楽しんでとりくみを続けていけます。これまでできないことが、どんどんできるようになるのはやりがいがあるからです。

経験が重なり中堅になってくると、自分がうまくできない部分が意識されるようになります。ある程度できるので余裕がうまれ、細かいところが気になりだすからです。

さらに進んで上級者になると、どこまでいっても完璧はないのだとわかってきます。経験が増えてスキルが磨かれていくほどに、より多くのできない部分に気づきだすのは、その段階にまでいかないと認識されない領域があるからです。

このように「できないところが意識される」のは、中堅以上になってからです。つまり自分的に「そう思える時点で、一定以上にできている」段階にあるのですから、

自分が重ねた経験を低く扱わずに、

自分が、価値を認めていくようにしましょう。