自分とは違う立場の人たちから、刺激をいただこう

自分を成長させるために「人から刺激を受けよう」という目的で人間関係を広げていくとしたら、関わる人数だけを意識するより、その人たちの「層」みたいなことを意識していくのがいいと思います。自分と違う層にいる人との関わりは、意識を広げてくれていい刺激を与えてくれるでしょう。

社会的な位置、価値観、仕事の内容、性別や年代などがいろいろな人と関わると、あらゆる方向から新しい知識が増えて刺激になります。「こういう立場の人はこういうことを普段考えているんだな」とか「テレビで見たことのあるこの職業には、具体的にこんなスキルが必要なのか」などと気づかされて面白いのです。

その人自身の経験はもちろんのこと、その人の立ち位置にいるからこそ得られる情報や知識というのがあります。それらは普段の自分では関心をもつこともなく、調べ方もわからないものだったりするので何重にも気づきがあります。

ではどうやったら、いつもの自分の行動範囲外にいる人と関わりをつくっていけるのか。「どうしたらできるか」とまずは常に考えることです。意識のアンテナをはっていると不思議と、ふっとアイデアが降りてくるものですよ。