望むことの種をまく前の、土壌づくりも大事なこと

よくいろんな本などで「自分はこうしたい」と願望を口にだしたり、本音を話したりすることは、ものごとがそのとおりに現実化するためによい方法だと書かれていますよね。または成功者の実体験として、そういう情報を見聞きすることもあります。

思いをことばにして話すことは、内にあるエネルギーを外へ放つことになるので、ものごとを現実化する「エネルギーの種まき」となることは確かです。

本に囲まれる女性

しかし、その人たちと同じように「自分はこうしたい」「本当はこう思っている」と口にしてみたものの…とくにこれといった変化はみられず、ものごとが動く気配も感じられなかったという経験をもつ人もまた多いですよね。

この差がつく理由として考えらえるのは、

エネルギーの通り道が「ねじれたり」「もつれたり」していることです。

エネルギーを放ったところまではよくても、運ばれていく通り道がねじれていれば途中で分散したり勢いが止まったりして順調にいきません。

ではこのねじれとは何かといえば、過去記事でもたくさん書いているように自分への否定をはじめとした「思い癖」「思い込み」などです。

そうしたカルマ的なものが無意識レベルでブレーキになったり遠回りになったりして、エネルギーを弱めてしまうことはよくあります。

種をまいたものが花咲くには、エネルギーのねじれやもつれを、取りのぞいていくようにしたり、新たに作り出さないようにしたりしていくという土壌づくりも大事なことなのです。

そこにも力をいれていけばだんだんと「口に出したこと」や「行動にあらわしたこと」が現実化に結びついていくようになります。

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