霊能力は万能ではないので、どんなことがわかるかには霊能者ごとの個人差があります。もともと持っている能力によもるけれど、霊能者がこの人生で得た「知識と経験」などでも、わかることがかなり左右されます。
霊能者自身が知識をもっていることは、スピリチュアルなエネルギーを「とらえやすい」し「読みとりやすい」のです。
英語のリスニングも、知っている単語はことばとして耳に残りやすく、知らない単語はただの音として流れていってしまいますよね。それと近い感じです。
具体的な例をあげてみます。
10年くらい前のセッションで、今でも覚えていることがあります。お客様からの相談は「建物の瑕疵(かし)」についてでした。瑕疵とは、建物をつくったときの間違いとか不具合のことをいいます。
お客様は業者側の方になります。私は「瑕疵」とだけ聞いて、もしかしたら建物の外観の写真は見せていただいたのだったか、そこはちょっと覚えてないですが、
いずれにしても詳細はまだ聞いていない段階で「鉄筋の位置が違っているのでは」というのが「わかり」ました。
このとき「鉄筋の波長が読みとれたから」です。鉄筋の波長ってどんな? …というのは私も言葉では説明できないのですが笑、そういうエネルギーが伝わりました。
私は建設業の会社で働いていたことがあるので、鉄筋がどういうものでどんな用途にするものかはわかります。遠目で実物をみたこともあるし、購買の契約書や請求書など書類上の関わりはあります。
それで「鉄筋という概念を読みとることができた」か、または「読みとったエネルギーが鉄筋だとわかった」かで、結びつけができたのでしょう。
こういうしくみは英語のリスニングと似ています。知っている単語は聞きとりやすいのと同じで、知識や経験があるエネルギーはとらえやすいのです。
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