眠るという行為は、スピリチュアルな意味をもちます。
寝ている間は、身体も活動を最小限にして休まっていますが、同時に、たましいも、身体から抜けて、霊界のほうへ戻っているとされています。
つまり、起きている間は、現実的な意識が優先しており、眠っている間は、霊的な意識が優先して(身体がある、この世とは別の領域で)活動をしているというしくみとなります。
つまり、
眠っている間 → 霊的な状態である、 という図式ですが、
タイトルのとおりで、
霊的な状態となる → 眠くなる(または実際に眠ってしまう) という逆も成り立ちます。
セッション時の前後に、眠くなることもありうる。
セッションの開始直前に、ご相談者様が急に眠くなって寝てしまい、開始が少し遅れてしまうことがときどきあります。
皆さんとっても恐縮されて、お詫びいただくのだけれど、それは上記のとおりで「あり得る現象」なのです。ですからこちらとしては、多少の時間差は織り込み済みですので問題ないです。
おそらくは、セッション時には、守護霊や先祖霊からの働きかけのエネルギーが、普段よりも大きくなっているか、または、ご自身がそちらに関心を向けることで、スピリチュアルモードな?意識状態がつくられていくのでしょうね。
そうした状態と、普段との落差が大きくなると、眠くなってしまうのだと思われます。
しくみとしては、霊能者の意識も同じです。
ちなみに、セッションの際に、意識の差がつくのは霊能者の側も同じです。
しかし、普段から、スピリチュアルな領域に意識が広がっている度合いが高いですから、そうした作用がでたとしても、普段との度合いの差がそこまで大きくないため、眠るまではいかずに保っていられます。
わかりやすさのために数字に置き換えます。たとえば、平均的な意識の段階が「5」だとします。そして、スピリチュアルな領域に意識が広がって「10」になると、落差が大きくて、意識がこちら側の領域とかぶりませんから、眠ってしまいます。
しかし、霊能者は、普段の意識が「7」くらいあり、「10」であれば、落差は大きくつかないので、眠くならずにいられる、ということです。しかしそれでも、3の差があり、普段と同じ意識状態ではないために、セッション時の記憶は普段よりも薄くなります。
その状態とは、夢をみている最中は鮮明にそれを体感しているのに、目が覚めた瞬間に、どんどん忘れていくかのように、記憶に定着しにくいのです。霊能者が、セッションの内容をあまり細かく覚えていられないという人がいますが、そういう意識の領域の違いがあるためですね。
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