スピリチュアルなことを表現するために、波長とか波動という言葉を使うとしたら、それはどちらも、ほぼ同じものをあらわしていて、エネルギーが振動する領域のことをいいます。
人も、物質も、できごとも、それぞれ固有のエネルギーをもっています。それらがエネルギーとして振動する領域を、上下の幅のようにあらすときに、「波長が高い、または、低い」などという表現になるということです。
すべてのものがエネルギーをもち、それらが、放たれたり、受けとったり、お互いが引きあったりしながら、この世で、ものごとが展開していくしくみになっています。
スピリチュアルな法則のひとつ、「同じ要素をもつもの同士が引きあう、波長の法則」は、エネルギーの振動に、何らかの共通要素があるということです。
人との出会いも、できごととの遭遇も、物との関わりもすべて、自分がもっている、(または、そのとき放っている)振動数の幅の中で、つくられていく仕組みです。
エネルギーが振動する幅が大きい人は、比例して、それと引きあう(自分以外の何かとの)関わりも、広くなります。
いろんなタイプの人と知り合うことになり、あらゆるものとごとの関わりが作られ、気づきも多くなるでしょう。
波長の幅とは、人としての器の幅です。
人として成長していき、幅が広がればその分、放つエネルギーが広範囲となり、それに呼応するものも、同様に広範囲になっていくしくみです。
広範囲で振動できるエネルギーをもっている人とは、とても響きのよい楽器のような人です。
自分を成長させていくほど、広範囲に届いていく、美しい音色を響かせることができるということです。
コメント