私たちの大元は、たましいという領域のエネルギーで、何度も生まれ変わり、人としての経験を重ねていくことで、たましいの向上をめざしています。
その都度、学びに見合った環境や状況を選んでいくという、生まれ変わりとは「おわりのない旅」のようなものですね。
そのうちのひとつ、今回の人生のみについていえば、これは「限定された旅」です。
たましいの観点からすると、今後もずっと生まれ変わりを続けるとしても、この時代と国で、このシチュエーションで経験するという旅は、今回の一度だけなのです。
そう考えると、この人生という機会を大事にしていきたいと、ここから得られるものをたくさん得ていきたいと、考えていくようになるのではないでしょうか。
そうした貴重な機会であるということに、意識的になって過ごす旅は、実際に、実り多きものとなっていくでしょう。
さまざまな経験から作られる、自分の反応、記憶、気づき、多くのことが印象深く、刻まれていくようになるからです。
ひとつひとつの経験が、よりはっきりとした輪郭を伴って、自分の中に根づいていくようになります。
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