物のエネルギーによる作用を実感すると、片付けが好きになります。

片付いている空間で過ごしたいと思いながらも、なかなか、やる気がでない人も多いと思います。

私は、片付けをする行為を面倒に思わないほうです。それほどキレイに整理整頓がなされている……わけでもないのですが、不要なものを処分することには躊躇がないほうです。

こうした差がでるのは「私は、物が放つエネルギーの作用があること」を、実感としてよくわかっているためで、

行動にうつせないのは、片付けることによるエネルギー的なメリットについて、「なるほど、こうなっているのか」と、実感した経験が少ないためだろうと思います。

自分で実感して納得するのが一番なので、ぜひ、その点に意識的になって、片付いているときと、そうでないときを比較してみてください。

片付けがなされていると、必要なものが探しやすい等の物理的なメリットはもちろんのこと、それに加えて

エネルギーレベルでの作用がある、ということを、実際に自分が経験して納得すると、片付けに対する意識のもち方が変わります。

片付けない状態は、自分に関連するエネルギーの流れに滞りをつくってしまい、片付けるほどに、エネルギーの流れがスムーズになって、物事がうまく運んだり、あるべき流れにのっていくようになると実感すると、

もっと、そうした動きをとりたくなります。

面倒どころが、楽しくさえなっていくものなのです。

自分をよくしていく働きかけですから、やりがいがでてきます。

居場所を整える、物を片付けることからの作用は、(自分へのエネルギー的な影響は間接的なので)自分自身を動かすことになる「行動」ほどには、大きなものではありません。

けれど、小さく間接的なものでも毎日のことですから、ここを意識しているか、ノーマークになっているかで、両者の違いはそれなりについてくるもので、

たとえば、考え事をするときの判断のスピードとか、行動を起こすことへの抵抗感の少なさとか、「プロセスが減り、効率化がなされていく」ことが増えていきます。

片付いていると、それを邪魔するエネルギーが少ないということだからです。

このエネルギー的な繋がりを実感すると、片付けが楽しくなりますし、片付けをしたくなります。

単に「片付けると気分がいい」という、気分への反映だけなら、手間を掛けるのは面倒ですよね。「どうせまた、散らかるのだから別にいいか」とか考えてしまいそうです。

ですが、エネルギー的な作用は「ある」もので、この小さいものも積み重なると結構な違いがでてくると「わかる」と、

自分をよい状態にもっていくことになる、自分を助ける作業ですから、モチベーションが違ってきますよね。

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