この世には「時間」というしくみがあるので、すべてのものは変化していきます。人も、物も、出来事も、何かしらの「動き」をともなって、この世に存在しています。
たとえば、朝になって夜がくるという一日の変化、季節がめぐってゆく一年という変化、さまざまな変化がくり返されることで、世の中の全体が動いていきますし、時間の流れを感じることもできます。
この世で生きるということは「時間という変化の中で、過ごす経験をする」ということです。
時間の動きそのものを、自分が望むように変えることはできませんが、
時間をいかに使うかは、自分の意識を反映させていくことができます。
天候や季節などの、自分の意思では変えられない全体的な変化には、自分がそれに「合った動きをとること」が大事で、
そして、身の回りのことなどの、自分の意思で変えていける事柄には、自分がそれを「動かしていくという意識をもって臨むこと」が大事だと思います。
今の時代は自由であるとはいえ、何でも制限なく好きに動けるものではありません。それでも、ある枠組みの中での自由度が高いことは確かですから、
その中で、できることを尽くしていくという姿勢になれば、この与えられた環境と時間の中で、成していけることはたくさんあります。
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