自分らしさがわからないのは、複数の才能をもつ人に多いです。

自分らしさがわからない、という悩みをもつ人がいます。平均よりも「幅広い器をもっている人」「豊かな感性をもっている人」に多いです。

いろんなことに対応できるオールラウンダーで、複数の性質・才能をあわせもっている人ほど、自分らしさとはこれ!と、ひと言でまとめられないので、

自分には特徴がないと思い込んだり(特徴が複数あるだけです)、才能が備わっていないと悩んだり(才能が複数あるだけです)、やたらと自分を過小評価して、悩む必要がないところに悩みを作りだしてしまうのですね。

憂いのある表情の女性

ズバリこれ!と、ひとことで言い表せる要素が自分らしさだと思ってしまうと、(幅広いですから)あれも、これも、いろんなことがあてはまり、

ということは、本当は何にも当てはまっていないのでは?と、自分を否定的にとらえてしまうことが多いですが、それは認識の仕方が違います。

できることや、得意なことが、狭い範囲で定まっている人は、自分らしさを自覚しやすく、言葉でも表現しやすいけれど、

幅広くいろんなことに対応できる人は、自分らしさがたくさんあるので自覚しにくく、短い言葉でズバリの表現もできにくいだけなのです。

複数の性質と才能をもっている、オールラウンダーであることが自分らしさであり強みなのですから、自信をもって備わっているものを活かしていくといいでしょう。

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