自分らしさをいかして行動していくための考え方として、多方面から立体的に、自分をとらえていくことは有効だと思います。
自分でわかっている自分が、内側から眺める目線だとすれば、外側から眺める他人の目線をとりいれていくことで、自分への理解に厚みがでますね。「自分は他人からどう見られているのか」「他人の目にはどう映っているのか」という点を考えてみると、いろいろ発見があるものです。
自分が思っている自分、自分がわかっている自分とは、だいたい「好きな部分」を増幅したイメージになっていることが多いです。
けれど、他人からみた自分像とは「他人からみて目立つ部分」が増幅されているものです。他人は「自分ほどには、自分について知らない」ので、
わかりやすくて、目立つとかの部分が、その人からみた自分の印象になるのです。それが、本来の自分らしさの代表的要素とは違っていても、どう思うかは相手の自由ですからね。
他人が自分を、どう見ているかを知るには、
他人が自分に、どう接してくるか、どう働きかけてくるかで、だいたいわかりますね。まず「思い」があって、次に「行動」があるのだから、行動から逆算すれば、ある程度は狭めていくことができるでしょう。
自分がもっているうたくさんの要素のうち、外から目立つものってコレなんだなあーというのがわかると、これまで自分が重視していなかった部分に光があたることにもなるので、意外な発見があります。
自分らしさをいかす行動とは、通常は「相手がいること」ですから、自分は他人からどう見られやすいかをわかっておくと、自分らしさを「どのような形でいかすと効果的か」もわかって役立ちますね。
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