これまでの経験の中に、これからの未来でいかす「学びの題材」がある。

ここから進んでいくための「新しい道」を見つけようとするとき、30代くらいまでの若いうちは、幅広くあらゆることを選択の範囲に含めていいと思います。これまでに関わったことがない未知の領域に、自分に合っていることや、自分に必要なことが含まれている可能性があるからです。

若いうちは、経験の「量」を集めることも大事です。進む道を探していく中で、いろいろな経験をしていくことで、経験の量が集まることが「基礎の力」にもなります。

砂時計に座る妖精

40代以降からの動きは、「これまでに少しは関っていること」「以前から関心をもっていたこと」「知識はあるが行動していなかったこと」など、過去の経験と重ねながら、進む道を見つけていくのがいいと思います。

人生の経験は「自分が重ねていく」ものであると同時に、「霊的に導かれている」ものでもあるので、人生の学びに必要となる事柄は、そのくらいの年齢までに、幾らか関わりがつくられて準備されていることが多いです。

これまでに、少しは行動してみたが継続しなかったことや、関心はあったが行動はしないままになっていることなど、過去を掘り起こしてみてください。これからの人生の時間をつかって、とりくんでみたい題材が結構みつかるものです。

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