自分を否定していると、人生がうまくいかなくなるのは「判断の場面で選択を間違いやすいから」です。無意識で「ダメな自分にふさわしい、質が低い選択をしてしまう」ことで、うまくいかない要素を周囲に集めてしまうからです。
こうした状態を変えるには、自分を否定していることに気づいて「まずは否定を手放して、その上で自分を認めていけるようにする」順番が効果的です。否定にフォーカスしないまま肯定を先にしようとしても、ものごとはうまく進まないものなのです。
なぜなら自分にとって一番の選択をしていない状態のままだと、肯定する思考と行動を素直にとったつもりが、「逆張り」になってしまうからです。
無意識で一番を避けて二番以降を選んでしまうパターンが根づいているので、その状態でやる気をだしてもトレンドと逆行した動きになるんですよね。真面目にやる気を出していても「ひねくれた天邪鬼な動き」に「なってしまう」のです。。。
私自身も過去を思い出すと、望ましい判断をしたつもりがわざわざ遠回りになっていたり、積極的になっているつもりが受け身になっていたり、向かうべきところと逆に力を掛けて困難が発生するのを「正しいことをしている感覚」になっていたなあと思います。あの労力はもったいなかった(>_<)と。
それらの経験にも学びはあるけれど、しかし、そもそも「否定をしていなければ発生しないプロセス」ですから、変に正当化しすぎずに、否定に気づいたら手放していくというシンプルな考え方をしていくのがいいと思います。
そうすると頭と心が身軽になって、自分の力をいかしやすい判断や選択ができるものです。そうして人生を豊かにクリエイトしていけたら最高ですよね!
コメント
最近りかこさんが何回もこのような記事を書かれていますが、20代の時、雑誌を見て有名な男性美容師さんに憧れて通ってたのですが、アシスタントの女の子もスタイリストデビューをして、電話予約で名乗ってない時点で男女どちらの指名か聞かれ、私なんかに指名されても迷惑かな、私なんかが指名するのはおこがましいかなと思って、女の子にも毎回シャンプーや補助をしてもらってたし、と思って女の子を指名しました。
そしたら当日バックヤードで男性が拗ねてて女の子が自分が施術すればよいじゃない!!と怒ってかなり揉めてて、非常に気まずく、引っ越しした理由もあって行かなくなりました。
普通に考えたらずっと自分の客だった人が指名変えしたらショックだし、女の子もやりにくくて迷惑ですよね。。。
今ならわかりますが、今でも自己肯定感が低いんですよねー。似たような事を相変わらずやったり、少しは思考が変わって強くなってきたりです。
さささ様
20代は、いろいろな経験を通して、人間関係やその中での自分の立ち位置について学んでいく時期なので、
その経験をしたことで、わかることがあり、未来に生かしていければよいのでは、と思います(^_^)/
そういう考え方になることを改善したい場合は、「自己肯定感」という「まるごと」の考え方だとポイントがぼやけてしまって、否定ごと肯定してしまって「否定してもいいんだよ」的になってしまいますので(^-^;、個別の否定要素を見つけていくという取り組み方のほうが、否定を手放しやすいです。考え方は過去記事に書いてありますのでもし関心があれば探してみてください。
ワタシの場合は、わざと流行りものを選ばないところがありました。便利なのに選ばない、世間が皆面白いというものは買わないし行かない。こじらせてたなと今は思います。
ムームーさま
皆が関心をもつものには、大勢の意識による「エネルギーの経路」がつくられます。
そういうものを「不必要だから選ばない」なら問題ないですが、「便利なのにわざと選ばない」となると、
「否定によるこじらせ」があったのかもしれないですね(^-^;