ある目的をもって、頑張って行動を重ねたのに、結果がついてこないことは多々あります。想定よりも、小さい結果になったり、遅くなったり。または、思ってない方向へものごと展開し、別の結果がでることもあります。
当初の目的の達成、という点のみをとらえるならば、想定どおりにいかないことは、がっかりして、残念に思えるかもしれません。
けれど、スタートからの経路を含めてとらえてみれば、想定どおりではない経験の数々に、わかることが増えたり、新しい知識がついたりというメリットもあります。
「望んだ結果とは違ったが、この経験をしたことがむしろよかった」と、ある意味においては、思える部分もでてくるでしょう。
想定外の経路を進んだことによって、新しい知識が得られて、新しい着想に結びつき、当初の想定よりも、さらに優れたものを目指していける場合もありますから、
ものごとは、そう簡単に○×のような判断はつけられないということです。
そうした解釈は、渦中にいるときはわからないものです。
少し時間がたって、それらを客観的に眺められるようになったときに、ふと、わかる瞬間がやってきます。
一見、遠回りに思える経験が、自分の人生を支えていたとわかる気づきは、ふさわしいタイミングで訪れます。
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