やる気が高まっているときは、思考にも行動にも勢いがついて、あれもこれも試したくなり、手に入れたくなり、関わりを持ちたくなってしまうものです。
しかし、人が一度に抱えられることには限りがあります。
何に力を注ぐかという優先度。
勢いのまま、関わりの数を増やしても・・・、抱えられる上限を超えれば、そのうちのいくつかは、途中で手放すことになりかねません。
もちろん、そうした(途中で止めてしまうという)経験にも、学びとなることはありますが、力が分散して効率が悪くなることは否めません。
自分の器に見合った行動はどれくらいであるか、現実的な思考を加えていくようにして、必要なところへ力を注ぐ、優先度や重要度をよく考えて、自分の力を有意義に使っていきましょう。
やる気が高まり、あれもこれもしたくなるときとは、「可能性をできるかぎりたくさん表現したい」という意欲が元になっている場合と、「そうしないと悪いことが起こるかもしれない」という怖れが元になっている場合とがあります。
前者であれば多少の無理は問題ないですが、後者であれば無理がそのまま消耗になりますので、怖れの気持ちににフォーカスすることなく、自分をいかしていくための動きをとっていくのがよいでしょう。
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