私たちは、日々いろんな経験によりエネルギーをつくりだしています。行動したり、考えたり、感動したりすることはすべて、その内容が反映したエネルギーとなり、たましいの領域に蓄積されていきます。
一度つくられたエネルギーは、時間が経っても消えることはありません。記憶からは薄れてしまっても、エネルギーは存在しつづけます。
エネルギーは消えずに蓄積されるので、
私たちはしばしば、遠い過去の感情に苦しめられます。
記憶が古くなり遠くなっていっても、エネルギーはたましいの領域に刻まれているので、何かのきっかけで思い出されて、まるで昨日や今日起こったことのようにギュッとこころが締め付けらたりします。
エネルギーは消えないけれど、
この世には「時間という変化のしくみ」があるので、
だんだんと時間により、強い感情も薄れていくようになります。時間がたつことで「古く」「遠く」なっていくので、時間というしくみに任せるのがいいでしょう。時間とは、私たちを癒してくれるしくみでもあります。
今は苦しくてももう少し時間が経てば、「そういうこともあったな」「あの経験があったから今の自分がある」と思えるように必ずなります。
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