やりたいことをやりたいといい、好きなことは好きと認めよう

この世で自分が経験することは、カルマの法則と呼ばれる「自分がしたことが自分に返ってくる」しくみによってつくられています。

前世を含めた過去の「思考・発言・行動」などのエネルギーが、いつか何らかの結果となって自分に返ってくるとすれば、ふだんの思考や発言にも意識をむけて肯定的にしていくことが大事だとわかります。

そうすれば肯定的なエネルギーを放つことになり、肯定的なものが結果となってかえってくることになるからです。

やりたいことがあったら「関心があるからやってみたい」といい、好きなものには「私はそういうものが好きです」というようにすると、ねじれやもつれのない素直なエネルギーのめぐりがつくられます。

といっても無理やりなポジティブ思考はしなくていいし、本音１００％にすべきということでもないです。人との関わりの中では表面をあわせたり、控えめにしたりという配慮も役立ちますからね。

ただ、そういう中でも「わざわざ本音と違う発言はしない」ことは意識したほうがいいです。これは無意識で多くの日本人が「やってしまいがち」です。

本当はそれが好きでやってみたいのに「そんなことは好きじゃない」「やりたいとは思えない」……などと発言をしてしまうと、その発言の否定的なエネルギーが自分にめぐってきてしまいます。

やりたいことの機会が遠ざかってしまったり、せっかく機会があっても今更やりたいといえなくなって別の人に役割がまわっていったり。本音とは逆の方向にいくけれど、発言とはそろっていく（やりたくないと発言しているので）ことになります。

こういう発言をしてしまうのは繊細な人に多いです。

失敗したくないから「防御」しているか、あれが好きだこれをしたいという素直な発言に「照れ」「気恥ずかしさ」が出てしまうかで、気持ちはわかるんですが肯定的なエネルギーにブレーキをかけることになってしまいます。

なるべく思い、発言、行動を、同じ方向にそろえていくようにしましょう。