品物に限らず、とても広い意味であてはまることとして。「自分に合うもの」「自分に似合うもの」は、自分を望ましい方向へ運ぶことを助けます。
合うもの、似合うもの、ふさわしいものは、エネルギー的な「波長」が自分と揃っています。そういう物を身につけたり、そういう対象を集めたりすることは、「自分らしいエネルギーを増やしてくれる」効果が期待できます。
合うものは、感覚的にしっくりくるので安心や落ち着きもありますし、相手に与える印象も、「合っている」という「スムーズさ」が伝わります。
合っているものは、安心感という印象を与える。
たとえば、似合う洋服を着ている人をみたときに、「似合っている」と思うとしたら、その人と洋服の印象に違和感がないときや、または、洋服がその人を引き立てているなと思うときではないでしょうか。
両者の放つ印象に、共通点があったり、調和している雰囲気が感じられたりすると、与える印象は「肯定的」「順行」「自然で無理がない」「スムーズ」なものになります。
これらは総じて、好印象となりやすいです。安心感を与えるからです。
その人らしいエネルギーが、似合っている洋服というわかりやすい「物」に具体化されて、あらわれているようで、わかりやすさが印象の深さになります。
身につけるものに限らず、たとえば関わる物事についても、起こす行動についても、合っていることは、ストレスが少ないのです。
自分的にもしっくりきて無理がないですし、相手に与える印象も同様で「え?」「なぜ?」という疑問を感じさせないものは、スムーズに伝わりやすいということですね。
合っているものは、うまくいきやすい。
広い意味で、「合っていることは、うまくいきやすい」ということも言えます。
自分的にもストレスが少なく、相手にもスムーズに伝わりやすいからです。
もちろん、合っていることをすれば何でも努力なくうまくいく、という意味ではないですが、「確率」を上げることにはなると言えるでしょう。
理系な感性をもっている人が、理系に進み、ソプラノの声域をもっている人が、ソプラノを担当すれば、それは、そうでない場合と比べて優位性はでますから。
自分らしいものが、合っているもの。
大げさにとらえる必要はなく、広い意味での「合うもの」「自分らしいもの」「似合うもの」を考えてみてください。そして、できるところから取り入れてみましょう。
洋服の形でも、選ぶ色でも、行動のしかたでも。
そうした小さい積み重ねが、自分らしさを印象深くして、相手に伝わりやすくなりますし、自分のエネルギーを大きくしてくれたり、ものごとのスムーズな運びを助けたりしてくれます。
コメント
こんばんは。
自分に合うもの、似合うものは、仕事についても当てはまりますか?
私でなくてもいいような仕事ばかり日々しているのですが、私に回ってくるということは、私にはそういう仕事が向いているのでしょうか。
良くない言葉で言えば、雑用だったり、本来であれば役職のある方たちがすべき調整だったり、謝罪をしています。
嫌だなと思うのですが、疲れました。
さき様
この記事は、品物に限らず「自分と合うもの」を、
たとえば「洋服のカタチ」でも「選ぶ色」でも「行動の仕方」でも(という記載は記事の下のほうにあります)合うものを集めていくことは、自分と近いエネルギーを集めて増やすことになる、という主旨からまとめたものです。
自分の持ち物の色を選んだり、自分の行動の仕方をどうするかと決める、というのは、自分に選択の主導権があるからできることですよね。
しかし雇われて働く場合の「仕事」は、部下が自分で選ぶことはできず…、だいたいは上司が選んで決めることなので、まわってくる仕事は「別」と考えたほうがいいと思います。