抽象的な言い方になりますが「エネルギーの強い人」は、人気があります。
そういう人に対しては、多くの人が「側にいたがる」からです。
つまり、エネルギーが強い人の近くに皆が行きたくなるので、いつも大勢に囲まれる状態がつくられて「人気になる」現象が生まれるということです。
エネルギーの強さに、好感をもつ人は多い。
人間関係とは、エネルギーレベルの交流でもあります。
エネルギーの強い人ほど、与える影響力をもっていますので「強いエネルギーに影響されて、その人を好ましく思ってしまう」面もあるのでしょう。
この点だけをとっても、エネルギーが強い人は(影響を与える力が大きいので)人気者になりやすいと言えますね。
さらには、その人のエネルギーとしての強さをなんとなくでも認識していれば、強さへの憧れから近づきたくなるケースもあるでしょうし、
さらには、強いエネルギーの作用を受けて自分が元気になりたいとか、癒されたいなど、エネルギーチャージをしたい人が集まってくることもあります。
いずれにしても、集まってくる側の人は、エネルギー的な作用の全容まではとらえていないと思われるので「あの人は性格がいいから」「実力があってすごいから」支持したくなるのだと、そういう認識になっているでしょうけれど、
実際には「エネルギーの強さに、惹かれている」というシンプルな理由であることも多いのです。
ここまでが「エネルギーの強い人は、それだけで人気者になりやすい」ことをエネルギー的なしくみとして説明した内容で、
ここから先は「自分が人気者になりたいなら、エネルギを強めることを意識してみるといい」という、自分がその立場になるとしたらという観点から考察した内容となります。
エネルギーを強くすると、好印象をもたれやすい。
ここまで書いたとおりのしくみから、自分のエネルギーが強いことは、他者から「好感をもって見てもらえる」確率を高くします。
強いエネルギーをもつ人の側にいってあやかりたい感覚になるので、人が集まってくるようになるからです。
特定の人から好かれるためには、その人に親切にするという個別の行いも効果的な方法ですが、広範囲での「人気者になる」にはそうした方法ではスケールがあいませんよね。
その場合は「自分のエネルギーを強くすること」のほうが、取り組みの方向性として合っているといえるでしょう。
自分らしさをいかすと、強いエネルギーになる。
どのようにすれば、より強いエネルギーになるか。それは、自分がもっているエネルギーの中で、一番の強い要素をのばしていくことです。
では、自分がもっている一番の強い要素とは何か。それは「自分らしいこと」で「自分の得意なこと」です。
ここが「もっとも強さを発揮しやすい部分」であり、「さらに伸ばしていける部分」なのです。
しかし、一般にはこう考えてしまうものではないでしょうか。自分が苦手なことを頑張っていけば、少なかったものが増えるのだから、強さが加わるのでは?と。
けれど、そういう方法は「マイナスをゼロに近づける」とりくみです。すぐには強さに結びつきません。
苦手のマイナスにとりくんで、頑張ってゼロにもっていき、それをさらに頑張ってプラスに・・・となれば、とてつもない労力と時間が掛かってしまいますよね。
それではむしろ力を「使ってしまう」こととなり「強さを発揮する」までにはプロセスばかりがたくさん増えてしまうことになります。
一方、自分らしいことや、得意なことは、スムーズに力を発揮しやすいですし、力を伸ばすことも、マイナスを克服するよりずっと楽にできるものです。
自分を知って「強み」を見つける。
強さを発揮しようと思うなら、まずは、自分を知ることが必要となります。
自分とはどんな性質をもっていて、何が得意で、何が評価されやすいかというポイントを、過去の経験を思い出して深掘りしていきましょう。
自分の得意なことは、だいたい自分にとって普通なので、意図的に考えてみないとなかなか、普段の生活の中では気づきにくいですが、
とりくんでみると、自分の素晴らしい点を見つけていく作業は、やりがいがあり楽しいものとなるはずです。
自分の「強み探し」をしてみましょう。
強みが、強さになります。
自分の「強み」こそが、
自分が発揮できるエネルギーの「強さ」に結びつく要素です。
見つかったらそのことを、行動にあらわしていきましょう。
そうするとますます磨かれて、(その事柄に関連する)エネルギーが強くなり、それはそのまま、自分から放たれるエネルギーの印象になります。
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