浮き上がったオーラになってしまうとき。

人の体のまわりには、オーラというスピリチュアルなエネルギーがとりまいています。

本来であれば、体を中心として、その周囲にバランスよくエネルギーが放たれているものですが、ときどき、あるべき位置よりも浮き上がっているような、全体の重心が少し上にずれているような状態となっていることがあります。

浮き上がる=重心がずれてしっかりはまっていない。

浮き上がっているオーラというのは、オーラの重心となる位置が、本来の位置よりも上にずれてしまい、しっかりはまっていなような状態です。

オーラの重心とは、肉体とオーラが繋がっている作用点のことで、そちらが本来のあるべき位置より上にずれていれば、比例して、オーラ全体が上にずれてしまうのがイメージできると思います。

そうなってしまう理由は幾つか考えられますが、代表的なものをいえば、内的なことに意識が向きすぎて、現実のことに向ける意識少なくなりすぎているケースです。

内的なことに、意識が向かいすぎている。

内的な意識は、頭の近くのオーラと連動しています。頭で考え過ぎていて、行動が少なくなっているとか、スピリチュアルなことに過剰な興味がでて、現実がおろそかになっていたりすると、オーラが頭の周りにたくさん集まります。

少しくらいはそういうことがあっても影響はありませんが、極端になりすぎていたり、そうした状態が長期化してしまうと、体の全体にめぐっていくエネルギーが、頭のほうにばかり集まりやすくなり、重心が上にきてしまうということです。

よく使う部位ほど、活性化して、エネルギーが集まるからです。

現実とスピリチュアルと。両方のバランスをとること。

考えることは役立つ行為であり、内的なことも大事であるけれど、やはりバランスというものがあります。

現実的な行動が伴わず、内的なことへの意識が過剰になってしまうと、エネルギーの集まり具合にそれが反映して、浮き上がった状態を作りだしてしまうのです。

オーラの状態とは、自分の状態の反映です

オーラと、自分。この2つは、繋がっています。

繋がっているところが、「オーラの重心」です。

本来の重心の位置とは、丹田(たんでん)といわれる、お腹のあたりです。

現実的なことや、肉体的なことに関する、意識や行動が十分でなくなると、丹田の力も十分でなくなり、つなぎ止める力が弱くなってしまい、浮き上がったような状態になってしまうということです。

浮き上がったようなオーラは、本来のあるべき位置にあるオーラとくらべて、どこか弱々しいような印象のエネルギーになります。

本来の、肉体とオーラがしっかりとはまっているエネルギーは、しっかりとした現実感や存在感を感じさせる強さのあるエネルギーとなります。

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