知っていることや、できることが多いほど、ものごとの判断や選択が楽になるような気がしますが、実際は逆で、選択肢が広がっていくので、ひとつに決めることは難しくなります。
つまり、大人になって年齢を重ねていけば、それだけ、簡単には判断ができなくなっていき「人生に迷いが多くなってしまう」ものなのです。
まだ若くて人生経験が少ないうちは、知っていることも、できることが限られているため、迷うポイントも少なくシンプルに判断ができますが、
自分のことだけでなく、相手の立場、相手の負担、周囲の調和、いろいろなことを同時に考えていくとなれば、どこまでも複雑になります。
人生の経験値の多さが、そのまま「選択肢の数」となり、「迷いの数」にもなってしまうのだけれど、それは、人としての成長のあらわれでもあります。
そういうこともある、そういう時期もあると受けとめていき、
時間を掛けて、考えて、決めていくのがいいですよね。焦らないことです。
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