自分という存在を、他人に知ってもらうことは、人生を豊かにしてくれます。
知られていると、気に留めてもらえたり、気配りをしてもらえたりします。
知られていること=相手との繋がりという安心感。
誰かに自分を知ってもらうこと、自分という存在を認識してもらっていることは、そこに「繋がり」ができるということです。
繋がりは、孤独感を薄れさせ、安心感を与えてくれます。
人の輪の中にいるとか、ある集団に所属しているということは、自分という存在がそこに連なっているという確かな感覚を与えてくれます。
だからこそ人の輪に加わりたくなるし、繋がりを求めたくなります。
たとえば、会社を辞めたときなど、仕事のプレッシャーから解放されて自由さを味わうのと同時に、社会から切り離されたような、自分がどこにも属していないような不安な気持ちも、でてきたりするものではないでしょうか。
そのため、辞めても「またすぐに働こう」という意欲がでてきますので、これはこれで便利な感情です、笑。
名前とか、性格とか、職業とかの個人的な細かいことではなくても、「あの人はここにいる人なんだね」、「あの人はこの場所でよく見かけるね」という程度も含めて、
自分を人に認識してもらうことは「自分という存在を、世の中にマーキングする」ことになります。
それは、自分の安心感になり、肯定感にもなり、そうした繋がりがいろんな可能性を創り出すことにもなるでしょう。
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