思いがけず、ふと「いいアイデアがおりてくる」ときとは、何かの「動き」をとっているときに多いものです。
たとえば、家事をしているとき、外を歩いているときなど。
電車に乗っているとき、運動しているときなども。
これは、身体の動きが、内的なエネルギーをも動かすためでしょうね。
自分の外と内は繋がっていて、身体の動きと、内的なエネルギーの動き(精神の活動、意識の活動など)も、繋がっています。
外を歩いているときや、電車にのっているときなどの、
身体への振動は、内的なエネルギーをも動かすこととなります。
自分の中に存在してはいたけれど、まだぼんやりしていたものに「動き」が与えられて、印象がいきなり大きくなったり、意識の表面にでてきたりして、
「そうだ。こんなアイデアはどうだろう」
「この事柄に、あの件をあてはめたらうまくいきそうだ」
「この案件は、あの人に任せてみたらいいかもしれない」
と、その件について考えていたわけではない、別の事柄が、いきなりおりてきたり、浮かび上がってきたりすることがあるのです。
身体の動きが、内側のエネルギーを動かすことを、別のものにたとえると、
水がはいったコップを揺り動かすことで、中の水もいっしょに動いていくようなものですね。
そうなると、底で固まっていたものが勢いで浮かび上がってきたり、水中にあるものがコップにぶつかることで、「あ!そうだ!」と気づくというしくみです。
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