「行動するための期間」として、今を過ごしていきましょう。

家にいる時間が長すぎて、気が滅入ってくるというお声をよく聞くのですが、それは「行動が制限されていることで、思考をする時間が増えている」からだと思います。

思考にばかり時間を使うとイライラしやすいので、目的をもって「行動するための期間」という位置づけで、今をのりきっていきましょう。

月に座る少女

新型コロナ以前の生活では、「行動すべきことをこなすだけで精一杯で、ゆっくり思考をする時間をとることができない」状況の方も多かったでしょうから、

最初のうちは、久しぶりに思考をする時間をもつ機会を得られてメリットがある、という受けとめ方もできたと思います。

けれど、メリットを感じられるのはせいぜい数日で、それ以上に長くなると思考ばかりしている状態に「飽きてくる」ものです。そして、行動ができないことで「やるべことがたまっていく焦り」も加わると、イライラするか不安になるかのどちらかになります。

ですので、思考をする時間はここで「ひと区切り」として、ここからは、行動するための時間にしましょう。

行動といっても、外へ出て人と関わることは難しいので、家の中でできることや、ひとりだけでできる「作業」をメインにしていくのがいいと思います。

ひとりでできる作業で、家の中で完結することとなれば、だいたい以下の3種類に集約されるように思います。

ひとつは「自分を磨くこと」「自分をバージョンアップさせること」です。英語の勉強をするとか、知識をつけたい分野の本を読むとか、美容を頑張るとか。目的にあった動きをとりましょう。

ふたつめは「目的に向かって動くための準備」です。必要な情報を集めたり、どのように動きだすかの計画を立てたり、人との関わりが必要な動きならば、協力してもらいたい相手に連絡をとるなどして、スタート時期に備えましょう。

みっつめは「生活の質を上げること」です。食事の内容を充実させたり、睡眠のサイクルを整えたり、部屋の片づけや、生活上に必要な動きの効率化をはかることは、まとまった時間があるときのほうが取り組みやすいですよね。

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