イギリスのスピリチュアリズムとは、元々は、霊が存在しているか否かを論じたり証明しようとした動きからはじまり、その内容がのちに体系化されたものなので、
スピリチュアリズムに基づいたリーディングで、先祖や知人の霊との交信をするときは、ご相談者さまが、その霊からのメッセージだとわかる「証明となる要素」を含めて伝えることが一般的です。
その方の特徴、その方だからこそでてくるセリフ、ご相談者様との関係性など、何かしらの「その方の霊だという根拠」を示した上で、メッセージを伝えるという形式です。
こうした形式のリーディングをするには、かなりの霊媒力が必要となるので、うまくできる方は限られていて、私自身も、先祖霊との交信はあまり上手ではないです。。。
私が行うセッションでは、守護霊との交信や、オーラ透視から把握したことがメインとなり、ごくまれに、波長が揃ったときに先祖の方が出てきてくださることがあります。
私が示す根拠となることは「その方がみていた景色」の内容となることが多いです。お家のようすとか、周囲の環境や風景が見えるなど。
一例をあげると、数日前のセッションでは「家のまわりに芝生か芝桜か、低くて色が揃っている植物があり、家の側に自転車かバイクがある」という内容が伝わってきました。実際には、家のまわりにあるのは芝桜で、側にあるのはバイクだったそうです。
私は、先祖霊との交信があまり上手じゃないので、根拠となることの伝え方は、上記のような曖昧さがある内容になってしまうのですが、先祖霊との交信が得意な人は、容姿の特徴や関係性などをずばりと言い当てたりします。
いずれにしろ、こうしたリーディングセッションに、知人や先祖の霊がでてくるときは、向こうも「そうしようと意思をもって出てくる」ので、霊の側からも根拠を示すことに協力的なことが多いようです。
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