人生にはさまざまな「選択の場面」「岐路」がありますが、納得のいく判断ができることばかりではないはずです。知識がない状態で選ばなければならないことも、深く考えずに選んでしまうこともありますよね。
仕事を選ぶときもそうだと思います。未経験のうちは現実がわからず、「感覚」や「イメージ」で判断をしていることが大部分ではないでしょうか。
自身の適性も、会社が属している業界についても、実際に仕事をしてみて「経験からわかる」ものですし、まして年齢が若いうちは判断力も育っていないですから。
そう考えると、若いうちから明確な目標をもって進める人は少数で、ほとんどが「進みながら作っていったり、見つけていったり」していると思われます。
もし比較的初期のうちに自分の道を見つけることができたなら、周囲の「自分よりキャリアがある人の助言等で判断を手伝ってもらえた」か、もしくは「たまたま」かもしれません。
若いうちは誰もが「そういうもの」です。
自分らしさを把握し、自分の人生とは?と考える機会が重ねられていき、本当の意味で「人生設計を自力で行っていける」だけの人間力が身につくのは、少なくても社会経験が10年くらいは必要になるでしょう。
若いうちは「そういうこと」に意識が向かいませんし、その価値や重要性も本当の意味ではわからないですからね。
私のお客様は30~50代くらいの方が多く、これからの人生設計やキャリア設計についてのご相談をよくいただきます。
そのくらいの年齢になって、本当の意味で「自分について」「人生について」考えだすと、どうしてもっと早くこの感覚になれなかったのだろう、もう遅すぎるのでは、時期と機会を逃したのでは、と不安になる方が多いですが、
答えとしては「どの時点からもできることはあるので遅くはない」「今の時点からできることをすればいいので大丈夫!」です。
前述のとおり、人生について自分の意思で考えるだけの人間力がついていく「時期」は「ほとんどの人が同じ(若いうちは無理)」ですから、遅くはないのです。
順調で恵まれているように見える人でも、何かしらの迷いや、少しの後悔は、その人が置かれている状況なりに抱えているもので、皆同じです。
ですから、変に自分を責めたり、過去にばかり意識を向けて時間を消費したりせずに、意識と時間を創造的に使うようにしましょう。
気づいたその時点からギアを上げていけばいいですよね!
コメント
記事に勇気づけられました。年齢を言い訳にできないですね笑
頑張ります^_^
ぱるぱる様
そうですね、いつの時点からでも自分らしい人生の構築に向き合っていくことは可能で、人生に対して意欲的になると、日々の生活にもハリがでていくので、ぜひ、意欲をもってギアを上げていってください(^_^)/