オーラが大きい人は、影響力が大きくあらわれます。数人で同じ行動をしたときに、オーラが大きい人のそれは作用が大きくあらわれて、相手の考え方を変えたり、やる気を引き出したりできるのです。
影響力とは行動したことの作用なので、
自発的な行動をとらないでいると力がつかわれないままになり、いつの間にか「他人がその力をつかっている」という、ねじれ現象が起こります。
このことは意外と気づかないので、注意が必要なところです。
自発的な行動をとらずにいれば、受け身な行動(リアクション)をとることになります。友人の働きかけに応じるとか。知人がやりたい行動を手伝うとか。
大きなオーラの人がもつ影響力は、リアクションという行動の中にもあらわれます。つまり、自分の行動よる大きな作用を「相手の側に出している」ことになり、
得をするのは、相手になります。
そうなれば相手も「別の人に頼むよりうまくいく」と感じて、また次もよろしく、これもお願い、あれも手伝ってと、頼まれごとが集まってしまうのです。
オーラが大きい人は、こういうことが起こりがちです。
自分も最初は負担に思わず楽しんでもいて。相手も悪気はまったくなくて、気軽な気持ちだとしても。いつもお願いばかりされるのは疲弊しますし不満も出てきますよね。その上、結果が相手の側にばかりでるのでは愉快な気分になりません。
このねじれ現象は正していくようにしましょう。
改善の考え方はシンプルで、自発的な行動をとって「自分の影響力を自分の行動の中に」あらわしていけばいいのです。リアクション的な行動ばかりにならないようにすれば、こうした構図はつくられません。
オーラが大きくて、いつも頼まれごとに追われている人は、目立たないようにおとなしくいようとして受け身になることで「逆にもっと頼まれごとを集めてしまう」ケースが結構あるので、
考え方を変えて、自分がもつチカラを、
自分がしたいことの中にあらわしていくのがいいです。
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