この世は、自分がしたことが自分に返ってくるというエネルギーのしくみ(カルマの法則)で物事が展開していきます。「自分が出した分のエネルギーが、自分が受けとれるエネルギーになる」ともいえます。
自分が出したエネルギーとは「思考」「発言」「行動」などの行いのことです。それらがさまざまなつながり、ご縁、機会として返ってくるということです。一番大きなエネルギーを出す行為は「行動」です。人生の中に新しい展開をつくりだしたいときは、たくさんの「新しい行動」をとっていくといいでしょう。
新しい行動というのは、いつもの自分の行動パターンとは違うことをすれば十分です。いつもは選ばないものを試してみるとか、いつもはいかないお店まで足を運んで買い物をしてみるとか。もうちょっとスケールの大きい行動ができるなら、新しいアクティビティにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
行動をとるときは、目的を決めてそれにあわせた行動(手段)をとるのがベターです。目的がないままでは、手段が目的にいれかわってしまうからです。上記のように、エネルギーをだすとか、エネルギーをめぐらせるという場合は、「今よりもちょっと人生をよいものにしたい」を目的と考えたらいいのではないでしょうか。
今よりちょっと楽しくなるように。
今よりちょっと豊かになるように。
今よりちょっと可能性が広がっていくように。
こんな軽い感じで目的を決めてですね、軽くできることから行動してみる本当に、ちょっと楽しくなり、豊かになり、可能性が広がっていきます!
コメント
こんにちは
カルマの法則についてお聞きしたいのですが、前世や今世で自分がしてきたことが自分に帰ってくるということは、極端に言えば、例えば事件で命を落としたり、ウクライナの人々が戦争を体験して怖い思いや辛い思いをすることや命を落とすことはカルマが帰ってきたのだと言えるのでしょうか?
キラキラさま
たとえば「怖い思いをすること」「短命であること」などが、悪いことだととらえてしまうと(そういう解釈からのコメントだと推察しての回答になりますが)、カルマの法則というしくみの理解にはむすびつかない気がします。
すべての行いがすべての事象に関連してくるという、大きな範囲ではたらくしくみがカルマの法則です。そうした流れの中でおこる、ひとつかふたつのことのみを抜き出されたご質問は、どのように回答すればいいのかが私としても難しいです。
自分がしたいことと条件をごっちゃにしないようにします。自分がしたいことのどの要素が一番なのかを考えてみたいと思います。
TAOさま
自分が「こういう順番でやるべき」「こういうやり方ですることだ」と思っているのは、それまでの経験の中で知っている範囲のアイデアなので、それらを一度リセットしてみると一気に視野が広がっていき、できることがたくさん見つかっていくと思います!