ひとつ前の記事の続きです。最近読んだ本で知りましたが、弓をつかった古来の儀式で「鳴弦の儀(めいげんの儀)」というのがあるそうです。
弓に矢をつがえずに弦をひき、手をはなすと音がなりますよね。この「音を鳴らすことで祓う」という魔除けの儀式だそうです。
検索してみるといくつかの神社で、儀式として行われている記事が見つかります。平安時代から行われていて源氏物語にも出てくるとか。
音で祓う、という考え方や方法は、
昔からあるもののようです。
鳴弦の儀に関しては、音を出すことそのものなのか、振動なのか、または動作そのものにも意味があるのかと思いますが、
弦を振動させることで、波が生じ、
エネルギーが伝わって働きかけがなされていく、
というしくみなのでしょう。
音で浄化するシリーズ、あと1~2記事、続きます。
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