人は皆、霊的な存在であるため、誰もが、広い意味での霊感を備えています。そのあらわれ方はいろいろありますが、一般によく知られている形として、「見える(霊視)」「聞こえる(霊聴)」「感じる(身体感覚)」「わかる(直感)」などがあります。
このうち「感じる」力が優れている方の中には、未来の(自分が抱くであろう)感情や感覚を先取りして体感してしまう、というセンスを持っている方がいます。
本来ならば、できごとに対して抱くであろう、感情や身体感覚を、実際のできごとが起こるより先に、自分に反応が起こってしまうのです。
たとえば、とてもワクワクするような気持ちが、唐突にわいてきます。
しかし、その時点では特に思い当たる要素はなく、それから数日~数週間経ってから、ワクワクするような出来事が起こるというように、自分の感情が(出来事の展開よりも)先に反応してしまいます。
また別のケースとして、とても心が落ち着かなくてザワザワしたり、ゾクゾクしたりしてくるけれど、しかしその時点では思い当たることはなく、
しばらく経ってから「地震」や「突風」などの自然現象が起こって、「ああ、あのザワザワ&ゾクゾクはこの件だったか」というように、未来に起こる出来事の体感覚が、先に伝わってくることもあります。
地震が起こる少し前に、揺れに酔うような体感を覚えて具合が悪くなったり、天気が変わるかなり前に耳鳴りがして、気圧の変化をキャッチするというケースもあります。
こういう現象は、「感じる」という「身体感覚による把握」が優れている人で、なおかつ、未来のことを「先取りするセンス」「予見的なセンス」が優れているという、2つが揃っていることで起こりやすいようです。
私の場合は、先取りするセンスは高いけれども、体感覚が鈍いので(-_-)、こうした組み合わせは、ときどきあるけれども、めったにないです。感情なら、ときどきありますが、自然現象を体感するというケースは、記憶の限りで経験がないです。体感覚が、鈍いので(-_-)。。。
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