先のことばかり気にしすぎている、前のめりなオーラ。

オーラとは、体をとりまくように放たれている、スピリチュアルなエネルギーのことです。

本来であれば、体の中心を「軸」として、前後左右にエネルギーが放たれているものですが、ときどき、全体の形状が「前傾」になっていたり、または、「エネルギーの放たれ方が、前方ばかり比率が高い」というような、「前のめりオーラ」になっているケースがみられます。

これは、気持ちだけ、意識だけが、やたらと先に向かいすぎて、現状とのバランスがとられていないことのあらわれです。

この先でこうしたい、未来がこうなったらいいと、そればかり必要以上に考えているとか、まだ起こっていない未来の、さらに先の、その先まで考えていて、そこから意識を切り離せないようなときに、オーラの状態もアンバランスになります。

意識が先に、先に、と進みすぎて、行動が追いつかない状態がそのまま、オーラの状態にも反映しているということです。

前のめりオーラになっていると、本来のあるべき位置より、前方にずれていて、しっかりと体にはまっていない状態になります。

体とオーラは繋がっていて、エネルギーをめぐらせることで、調和を保っています。オーラのあるべき位置が、本来のそれより大きくずれてしまうと、エネルギーのめぐりも滞りますから、不調和もあらわれやすくなります。

内面的に言えば、エネルギーが前に前にといくことで、行動をそれに伴わせないといけないような気持ちが殊更におおきくなり、過剰な焦燥感となったり、備えることにばかり意識が向かったりします。

現実的な体へのあらわれとしては、エネルギーが前傾しているときは、エネルギーの「重さ」によって、実際の姿勢も頭が前方に傾きやすくなって、「首のコリ」などにあらわれることもあるようです。

先のことをふまえて行動するのは、とても大切なことです。

しかし、そちらが先行しすぎても、全体のバランスがとられなくなりますから、今というこのときを軸として、未来を見据えるという力の配分が大事です。

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